吉野杉の新たな個性は、価値ある黒の艶を放つ
吉野百年黒杉
HADOW-波道-
【重要】現在サンプル送付サービスを停止しています。現在ご依頼急増につき、商品サンプルの提供を停止しております。
・木工家具では珍しい三次元的な曲線を活かしたデザイン
・オリジナルデザインも可能
・見た目以上に座り心地が快適
・金物を使わない日本伝統技術が詰まったベンチ
・曲面のある家具を検討している方
・ユニークなデザインの家具をお探しの方
HADOWは合板をスリット状に並べた3Dデザインのベンチです。三次元的なデザインを活かした斬新なデザインで、釘やビスを使用せずに合板のみで組み立てる、職人の技術が詰まった商品です。規定のサイズであれば、あらゆる合板で製作できるため、各地域の木材を使うこともできます。
ウッドデザイン賞2023 受賞作品です。
・波を感じるような斬新なデザインである
・オリジナルのデザインをオーダーできる
・金物や接着剤を使わずに組み立てている
HADOWは波を連想させるような、斬新なデザインのベンチです。NC工作機械で湾曲に型抜かれた合板がスリット状に配置されており、従来の木製ベンチにはなかったモダンでスタイリッシュさが魅力です。既製品の他にオリジナルのデザインをオーダーできるため、理想に合ったデザインを実現できます。
HADOWは日本の伝統技術である「組子」を取り入れており、釘や接着剤を一切使用しません。組立解体が可能で、一部が破損しても取り替えができるので長く使用できます。一見、座り心地が悪そうに見えますが、座ると荷重が分散し、利用者からは「見た目以上の座り心地」と高評価を得ています。
自然光や電球色に当てられると空間に馴染むような雰囲気が漂いますが、特殊照明では曲線美が強調され、より立体的な表情となります。(※写真はすべてファルカタ材)
スギは辺材と晩材の模様がはっきりとしており、ファルカタは白く滑らかな色合いをしています。(※写真はすべて電球色の環境)
・塗装
HADOWの開発は、「スリット型の家具の製造ができないか」と依頼されたのが始まりでした。ただスリット型のデザイン家具の製作経験がなかった為、技術者を探していたところ、3Dアーキテクツの方に出会ったのです。その方はHADOWの原型ともいえる3Dデザイン家具に挑戦されており、家具製作の依頼はなくなりましたが、共同でスリット型家具の製作に取り組むことをお願いし、HADOW Projectを開始しました。
この背景にあったのは、新しいデザインを取り込むことによって木材の可能性を広げたいという「期待」でした。
日本は非常に優れた木工技術をもっています。組子はその技術の一つで、釘や接着剤を一切使わずに木工品をつくることができ、昔から和室の仕切り戸や欄間などに使われていました。
この技術と立体的なデザインを組み合わせたのが波動です。これまでの木製家具には少なかった三次元の曲面を活かしたデザインで、新たな木工の可能性を見出しました。
HADOWの開発から製品化までは順調に進み、今では3つのラインナップが揃っています。
商品 | 人数 | サイズ(L×W×H:mm) |
---|---|---|
HADOW – Cockpit | – | Chair 1,000×850×910 Desk 1,000×890×910 |
HADOW2 | 2 | 1,400×750×500 |
HADOW6 | 6 | 1,800×1,150×520 |
木材コーディネーターからのコメント
地域材を使った合板でも製作することも可能です。現物を見たい場合は、ご案内できますので、ぜひお問い合わせください。