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2023.4.28
オフィスなどで使うホワイトボードがインテリアにそぐわないと不満を感じたことがある方もいるのではないでしょうか。
「インテリアに合わせたホワイトボードにしたい」「おしゃれなホワイトボードが欲しい」という思いを持つ方に向けて、本記事では、
を紹介します。
目次
木製ホワイトボード製品とは、書きこみ面が木製となっているホワイトボードのことです。
木目を生かしたホワイトボードは、室内に温かみをもたらすだけでなく、インテリアになじむ製品として、オフィスや教育現場などから注目されています。
「きえすぎくん」は、東京の新木場に会社を構える細田木材工業株式会社が開発した製品です。
多摩産スギの間伐材を利用しており、木の温かみを感じられることや、スムーズな書き心地から、店舗やオフィスビル、保育施設などでも活用されています。
一般的なホワイトボードのようにスタンド付きのものだけでなく、壁に据え付けることもできるため、内装材としての活用も可能です。
多摩材以外にも、合板や無垢材など素材やサイズ、形まで特注で製作ができます。
きえすぎくんについて詳しく知りたい方は、下の記事もご覧ください。
参考:書いて消せる木製ボードきえすぎくん|細田木材工業株式会社
株式会社デザインフィルが販売しているのは、メモ使いにちょうどいい、手のひらサイズの木製ホワイトボードです。
デザインは「カップ」や「猫」「本柄」など6種類の中から好きな物を選べるので、使用場所によって変え、雰囲気を変えることもできます。
裏面に磁石が貼り付けられているため、冷蔵庫に貼り付けて買い物リストや備忘録としても使用可能です。
「きえすぎくん」には、大きさや形状などによりさまざまな活用方法があります。
現在、活用されている事例について紹介します。
通常のホワイトボードと同じようにスタンド付きの木製ホワイトボードは、大がかりな施工が必要なく、以前から使用されているホワイトボードと置き換えるだけで設置できます。
また、壁に直接施工して使用できる製品もあるため、オフィスや保育施設などの壁に施工することで、部屋全体に木の質感を活かした温かみのある雰囲気にすることも可能です。
ポスカなど、カラフルな水性ペンでも書き込みもできることから、結婚式でのウェルカムボードや飲食店でのメニューボードなどでも使用可能です。
マットな塗装で仕上げてあるため、記録を写真に撮ることもできるうえ、大きなボードを使用できない打ち合わせスペースでも使用できるなど、活用の幅は幅広く考えられます。
ノベルティとしても利用されており、特に10cm四方の木製メモ帳の形で利用されることが多いようです。
角に丸い穴を開け、ペンをさしてスタンド代わりになるように加工されている製品もあり、他にはない、おしゃれな記念品になることでしょう。間伐材を利用していることから木材に関する関心を訴求しやすく、SDGsに関するイベントのノベルティなどとしても、活用が期待されます。
木製のホワイトボードを使いたいけど価格が高く購入まで踏み切れないという方は、DIYしてみるのはいかがでしょうか。
木材をホワイトボードにする塗料が一般に販売されており、家庭でも簡単に木製ホワイトボードを制作できます。
専用の塗料は「ホワイトボードペイント」と呼ばれ、主に2種類の商品が使われています。
まずは、それぞれの塗料について詳しく説明しましょう。
スケッチペイントは水性の塗料です。
塗装が簡単なうえ、揮発性の有機化合物(VOC)が使われていないため、室内の環境でも安心して使えます。スケッチペイントは石や木材、硬質プラスチックや金属までさまざまな素材に塗装可能で、素材表面の色や風合いを活かしたまま、ホワイトボードとして使えるようになります。
無色透明なので、下地の色や風合いを完全に生かしたままホワイトボードへ加工できる塗料です。気に入った素材をホワイトボードにできるだけでなく、既存のホワイトボードの修復にも使えます。
仕上がりは少し艶が出る程度で、何回も塗装をして厚みを出すことで、書きやすく消えやすいホワイトボードになります。
使用できるのは屋内だけとなりますが、金属やコンクリート、化粧ボードにも塗れるため、アイデア次第でさまざまな素材をホワイトボードに変えることが可能です。
参考:ドライイレーズ・クリヤー|ニッペホームプロダクツ株式会社
磁石がくっつくようになる塗料「マグネットペイント」も販売されています。
マグネットペイントとは、サビが出ないように加工された鉄の粒子が含まれたものです。下地材として利用すれば、塗った場所がマグネットボードになり、冷蔵庫や洗濯機などのようにマグネットをつけられるようになります。
マグネットペイントは、凹凸のないあらゆる種類の壁に塗装可能です。
素材にホワイトボードペイントを塗る時に注意することは、主に以下の4点です。
木材などをホワイトボードにするにあたっては、ただ塗装をするだけでなく、書き心地や消しやすさも重視したいところです。
使いやすいホワイトボードの条件は表面の凹凸がないことなので、上記の内容に注意しながら塗装するようにしましょう。
木製のホワイトボードは、製品としても購入する以外に、DIYでの製作も可能です。
制作している企業はそこまで多くありませんが、インテリアになじむ、温かみのあるホワイトボードが欲しい場合に、選択肢の1つとして検討してみてください。
また、DIYで製作する時には、書き心地に繋がるため、塗料にムラができて凹凸にならないよう注意しましょう。
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