価格を抑えながら、格式高い寿司屋を演出する無垢の木の内装

きっかけは「木のカウンターを作りたい」

「木のカウンターを作りたい。木材の値段を知りたい」 始まりはそんなご相談でした。

ただ、打合せを重ねていく中で、当初のカウンターだけではなく、付け台や調理台、棚なども木材を使いたいとご相談をいただくことに。 木材を使用する箇所が増えていき、無垢の木に包まれた柔らかな印象の空間になっていきました。

価格を大きく左右するポイント

面積の大きなカウンター制作の場合、木材のサイズが価格を左右するポイントとなります。
長さ6mの一枚板より、3mの板を2枚つなぎ合わせたほうが価格を抑えられます。
また、木は根元が太くても梢に近くなるほど細くなっていくため、幅が500㎜でそれなりの長さを持った板を探すのは難しいのですが、幅450㎜にすればぐっと価格が下がります。

さらに、樹種や流通経路も価格を大きく左右します。
格式高い寿司屋の雰囲気を演出するため、少々値は張りますがここは高級感のあるヒノキに決定。
そんな中でも、流通業者を通さず、生産地から直接取り寄せることで価格を抑えるコーディネートをご提案し、生産地ごとに10枚を超える見積書を作成しました。

案件情報

物件：鮨和さび（四ツ谷三丁目駅付近）

設計：株式会社 建築築事務所

まとめ

上記しましたが、はじまりは「木のカウンター作りたいけど値段ってどれぐらいだろう？」というライトな相談がきっかけでした。そういった相談からコーディネートいただくことは当社ではたびたびございます。そして、そういった建築士の方やお施主様の希望に極力沿った木材を提供することが、当社の強みでもある「木材コーディネート」だと思っております。

今回は、まさにそういった事例だったということでご紹介させていただきました。

株式会社 建築築事務所様、ありがとうございました。