吉野杉の新たな個性は、価値ある黒の艶を放つ
吉野百年黒杉
LINA WOOD
【重要】現在サンプル送付サービスを停止しています。現在ご依頼急増につき、商品サンプルの提供を停止しております。
・合板と無垢の中間のような風合い
・家具から構造材まで幅広く使える
・針葉樹・広葉樹を問わず多くの樹種で対応できる
・木口面に意匠性を求める方
・通常の意匠にアクセントを加えたい方
・サスティナブルな材に関心のある方
LINA WOOD(ライナウッド)は、大型木造建築物で注目を集めるCLT(Cross Laminated Timber:直交集成板)と同じ構造をした3層パネルです。CLTとの大きな違いは、造作用に加工した製品のため、表面の平滑性に優れており、針葉樹だけでなく広葉樹にも対応できる点です。ラインナップしている樹種以外に関しても対応可能です。
・木口面の処理が必要ない
・幅広い樹種で対応できる
木口面が美しいため、木口テープを貼らずに施工できます。貼り合わせ前に職人が表、裏、中層の順に表情の良い材がでるように選別して加工しています。また、対応できる樹種も幅広く、北海道を代表するカラマツやトドマツをはじめ、ナラやタモといった広葉樹でもライナウッドにできます。
表面はなめらかで優しい触り心地です。経年変化により木が本来もつ色が徐々に濃くなっていきます。樹種によって個性があって風合いは異なりますが、カラマツやトドマツ、道南スギといった針葉樹は比較的表面が柔らかく、ナラやタモといった広葉樹は硬くズッシリとした材質をしています。
木材コーディネーターからのコメント
直交するように3積層しているため、テーブル天板などに使用すると木口面を特徴的なデザインとして取り入れることができます。
・塗装
・サンプル提供
ライナウッドは、製造元である緑川木材株式会社と付き合いのある木材問屋の「構造材と意匠材の両方を兼ねる材料が欲しい」との要望から生まれました。
開発当初は、表面が反ったり割れたりと木材の材料特性に頭を悩ませていました。品質も不安定で意匠材や構造材としての基準も担保できなかったため、接着方法やラミナの乾燥程度など日々試行錯誤を続けていきます。商品化までの過程には、外部に依頼していた乾燥を自社で行ったり、品質に関することで社員と衝突したりと様々な困難を乗り越える必要がありました。
その甲斐あって2018年頃には、やっと製品の高品質化や安定化が図れるようになります。
そこから、大手デザイン会社が主催するプロジェクトに参加したことがきっかけで、ライナウッドのブランディングを実施。今ではライナウッドを起点に、端材や使い道のない木材などを自社で有効活用する仕事にもつながっています。現在は、建築用材だけでなく木工おもちゃやスツールなどにも使われています。
また、地元の森林組合と協力して、ゆくゆくはチップのような木材でも有効活用できるような構想を考えており、より多くの樹種やサイズに対応できる組織づくりにも専念しています。
積層数 | 厚み(mm) | 幅✕長さ(mm) |
---|---|---|
単層 | 11 | 910✕1,820 |
3層 | 21 / 24 / 30 | 910✕1,820 / 910✕2420 / 1,000✕2,000 |
4層 | 40 | 910✕1,820 / 910✕2,420 / 1,000✕2,000 |
・常時水がかかる場所や水に触れる場所でのご使用はお控えください。
【重要】現在サンプル送付サービスを停止しています。現在ご依頼急増につき、商品サンプルの提供を停止しております。
無料サンプル
Text by eTREE編集室
公開 2023.07.26
木材コーディネーターからのコメント
無垢材で起こりがちな反りなどの可能性も下げることができるため、普段木材を提案しない方でも使いやすい商品になります。ぜひご検討ください。