森と建築を考える第一回開催レポート「森林・林業・育林」

2022年6月04日

東京(森未来セミナールーム)

6月4日(土)16時~
アトリエフルカワ一級建築士事務所/森未来共催「森と建築を考える」第一回セミナーを開催しました。

第一回のテーマは、「森林・林業・育林」です。
素材生産としての林業だけでなく、森林の多面的機能、CO2の吸収、炭素の固定まで話しは及びます。

日本は森林大国というが、本当なのだろうか。
確かに森林率は68%あり世界第3位だが、国民一人当たりの森林面積で言うと、それほどではないことがわかりました。

続いて、日本の森林のポテンシャルを試算してみました。

統計の取り方が異なる為、単純計算で試算をすることは難しいですが、どうやら森林が潤沢にあり、気にせずにどんどん使っていいという状況では無さそうです。

「森林は使うだけでなく、使う(伐採)と同時に植えなくてはならない。」

これには参加者も深く印象に残っているようでした。

このような話しをしている中で、あっという間に90分は過ぎてしまいました。

初回のテーマである「森林・林業・育林」はかなり深いテーマで90分の講座では時間は足りなさそうです。

対話型セミナーといいつつも、今回は古川さんの講和とご質問が中心だったため、対話型は次回への課題です。

今回は初回ということもあり、記念撮影をして懇親会を行いました。

懇親会は林業に関心がある方同士、とても盛り上がりました。

本講座の特徴は、座学だけでなく、参加者同士のコミュニティにもあります。

毎回ではありませんが、今後も懇親会は企画する予定です。

第二回は、6/16(木)19:00-20:30 テーマは「素材生産」です。

「素材生産」というキーワードは、人によって捉え方が様々だと思います。

「林業とは」「素材生産とは」という事を、皆様とのディスカッションで深堀していきたいと思います。

次回もよろしくお願いします!

この記事をシェアする

合わせて読みたいレポート

おすすめキーワード

eTREEに情報を掲載しませんか?

eTREEでは、木材関連の情報をご提供していただける
木材事業者様、自治体様を募集しています。

現在募集中の情報はこちら