公共施設
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2022.8.16
まずはサンプル作成・お見積もりから
木材の調達・加工を相談するモミの木のクリスマスツリーを家庭ではなかなか使わないと思いますが、商業施設などではディスプレイとしてよく使われます。
しかし、クリスマスが終わると廃棄されてしまいます。
そんなモミの木を使用したノベルティを作製しました。
今回は、製作までの背景や作製したノベルティについてご紹介します。
今回、クリスマスツリーとして使用されたモミの木をノベルティとして作製したのはある企業からのご依頼でした。
その企業は株式会社グリーンディスプレイ様。
・ 植栽系プランツスケーピング「良質空間」の設計・施工・運営
・ 季節催事シーズンデコレ「環境演出」の企画・施工
・ 室内外植栽系「シーン創造型」の企画・販売
・ 都市型ライフスタイル提案・商材のためのリテールショップの企画・運営
(株式会社グリーンディスプレイ 公式ホームページより)
の4点を軸に、様々なシーンで植物を取り入れた空間を提案する植栽展示会社です。クリスマスイベントにおけるクリスマスツリー展示なども多く手掛けています。
このような背景のため株式会社グリーンディスプレイ様は、毎年クリスマスの時期はたくさん展示されるモミの木が短い期間で役目を終え、廃棄されてしまう現状を知っており、当社にご相談されました。
そしてそのような現状を伺った当社からは、モミの木を加工してノベルティを作製して再利用することをご提案しました。
株式会社グリーンディスプレイ様で使用していたモミの木は、日本でも多く使われているオレゴンモミやウラジロモミでした。オレゴンモミはオレゴン州やカリフォルニア州などのアメリカ北西部に生育するモミで、ウラジロモミは日本に生育するモミです。
コースターにするにはまず樹皮を剥ぐ作業から行いました。
次にコースターの形状について検討し、単純に輪切りにするのではなく、あえて斜めに切ることを提案しました。
クリスマスツリーを想像していただくとわかるように使用されるモミの木には枝がたくさんあります。これにより形状が楕円形となり、枝の部分が入る場合にはちょっとした突起のようなものができ、モミの木の生きていた証によって可愛くおしゃれなコースター仕上がりになりました。
また、コースターの表面にはレーザー加工を施し、社名と「say it with GREENING!」のメッセージを添えました。
出来上がったコースターは株式会社グリーンディスプレイ様が主催する展示会でのノベルティとして配られました。
今回はクリスマスツリーとして使用されたモミの木を大量廃棄せずに再利用した、コースター作製事例についてご紹介いたしました。
この問題に、株式会社グリーンディスプレイ様は利用されているからこそ気づき、当社もご依頼を受けて共に木材を有効活用する道の一助になることができました。
株式会社グリーンディスプレイ様、ありがとうございます。
昔から木材は、大きなから小さなものへ形を変えてカスケード利用されてきました。
一時的な使用はなく、使用した木材に新たな命を吹き込みたい。
そんなご相談もお待ちしております。
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